皆さん
こんにちは。
先日、社内研修の一環で、日商簿記3級の社内試験を実施しました。
研修の対象者は、会計士を除く、全社員です。弊社には、会計を担当する部門だけではなく、法人設立や人事労務を担当する部門もありますが、全部門を対象に、この研修を実施しました。
この研修の趣旨は、法人設立や人事労務担当で普段会計に触れる機会のない社員に対しても会計の知識をつけてもらうと共に、会計の部署の社員については、日本の会計用語に触れ、韓国の会計のみならず、日本の会計についてもより理解を深めてもらうためです。
また、社内試験に向け、社内で定期的に簿記の勉強会を実施し、社内試験で、70点を超えた人の中で最も点数が高かった人は、日本に簿記の試験を受けに行くことができるという特典もありました。
言葉の問題や日本と韓国の会計用語の違い、問題の読み取りの難しさなどから、会計に精通している社員や日本語が堪能な社員でも日商簿記3級を解くのはけっこう難しかったようで、必死に取り組んでいました。
特に、日本語の細かな問題の読み取りが難しいようで、苦戦している方がたくさんいました。
社内試験実施後、もし誰も70点超えなかったら、どうしようかなと心配したりもしていましたが、70点を超えた先輩が数名おり、1位は82点でした。
写真は82点取った先輩の表彰されている様子です。
この先輩の回答用紙は、ただ答えが正しいだけではなく、回答の縦の数字の桁の位置も綺麗に並んでいて、採点のし易い綺麗な回答用紙でした。
こういう部分は、仕事でも共通するのかなと感じました。
ただBSとPLを報告するだけではなく、ただ質問されたことに回答するのではなく、より受けて側が見やすい形で、よりわかりやすい説明で、より整理された形で報告するという質の部分まで意識することは、当たり前のことですが、大事だなと再認識しました。
(僕も無意識にわかり辛い説明をしているときや、詳しく説明をしようとして、逆に複雑な説明になってしまう場合もあるので、いつも試行錯誤しています^^;)
11月の日本で実施される本番の試験もきっと合格して帰って来てくれると思います(^^)
ファイティン!!